赤福と白い恋人
私が住んでいるのは愛知県で、このところニュースで話題になっている赤福は三重県のお菓子ですが。
赤福は名古屋駅の主要売店や百貨店にも店を構えており、名古屋近辺では昔からなじみのあるお菓子です。
そのためか、こちら地元の新聞やTVでは偽装販売がニュースになって以来、次から次へと出てくる不正が毎日報道されています。
火曜日の朝刊だったと思いますが、テレビ欄後ろに、各報道機関の記者の質問に赤福社長が答えた記事が載っていました。
応対にしどろもどろな様子。今の社長は数年前に社長に就き、年齢も40代前半です。
偽装は先代から始まったようで、世間の前に引っ張り出され、先代のやってきたことを平謝りする様子は、若社長には少し気の毒な気もします。
社長になるまでは、不自由のない環境で育ち、良い学校で過ごし、あまり苦労がなかったのでは。
社長、社長とほめそやされていたのが、一転して底に突き落とされるような状況ですが、これも美輪さんの言う「正負の法則」なのかな・・・
と思いながら、新聞記事を下に読み進めていくと、そこには「白い恋人」の小さい記事がありました。
おぉ。そういえば、白い恋人も似たような不祥事を起こしたけれど、毎日いろんなニュースがありすぎるせいか、忘れていました。
その記事は、白い恋人が来月から製造・販売が再開されるという内容でした。
「赤福」と「白い恋人」ね。どちらも色が使われていることに気が付きました。
赤と白と言えば、紅白。
紅白と言えば、古いところでは源平合戦の旗の色、身近なところでは竣工・開通式や晴れの日の紅白幕、祝い事の紅白まんじゅうなど、大切な節目に使われる色。
日本人なら「紅白はめでたい色」と多くの人が連想します。赤福も白い恋人も、良いイメージにあやかって菓子名に色を入れたのではと、急に気が付きました。
だとしたら、今回の菓子業者の不祥事は、赤にも白にも迷惑な話だと思います。
どちらも、その土地を代表する有名な菓子で、ファンも多いでしょう。これからは襟を正して頂きたい。
私は小学校に上がる前、赤福を食べ過ぎて寝ている間に戻してしまい☆、大人になるまで赤福を口にすると吐き気がしました。
今はそのトラウマは解消し、普通に食べられますが、そうやって子供が食べすぎるほど美味しいものだと思うし、白い恋人は私も好きです。
今後も、隠れていた・隠していた悪事は明るい日の下に出てくればいいと思います。
膿を出すのは見られたくない過去をさらけ出すことなので、しばらく苦しい時期が続くだろうけれど、まっさら新しいものを生み出していくことにつながれば良いと思います。
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