言葉の力
日本では古来より、言葉には言霊(ことだま)があるとされてきました。言葉を発すればその通りのものを引き寄せるということです。「引き寄せの法則」を、言葉側から表現したようなものだと思います。
言霊を辞書で引いてみると、「言葉にあると信じられた呪力(三省堂の大辞林より)」とあるように、民衆に広く知られたものではなく、その力を本当に理解し使いこなしていた人はごく一部の権力者等だったと思います。
けれど今は、そのことにハッと気づいたオーストラリア人のロンダさんが「ザ・シークレット」を書くなどして、だんだん知られるようになったので、今後もますます多くの人に広まりますように。
これがどういうことなのかは、私たちの周りを注意深く観察すればわかることだと思います。
様々な分野で一流と評される人は、その人が話す様子を見聞きしたり、書いた文章を読むと、丁寧な言葉遣いで、語尾もくっきり明瞭で、前向きで明るい言葉がポンポン使われていることに気づきます。
いろんなことが上手く行かない人の言葉遣いは、おそらくその逆が多いと思います。
今から9年前、私は山川紘矢・亜希子夫妻の講演会に一人で出掛けました(海外の精神世界的な良書を多数翻訳されている夫妻です)。
会場には多数の方がいたのですが、ミニワークのようなことも行い、そこで私はある女性と知り合いました。私の母親くらいの年齢の方ですが、お互い遠くに住んでおり、年賀状のやりとりは続けています。
その方とはその後、映画館で偶然再会したことがあり、とても驚いたことがあります。
確かその映画館で会った時だったと思うのですが、彼女が「今年の私の目標は、言葉を丁寧に使うことなの」と言っていました。
その時私は、言葉通りにしか理解しなかったのですが、なんとなく気にかかり、その後もたまに思い出していました。その時から何年もたってから私はやっと、言葉を丁寧に使うことの大切さがわかりました。
男らしくとか女らしく、という言葉がありますね。中性的な桃色の人は、そういう自分をどんどん表現したら良いと思いますが、自分は女性だと自覚のある女子たちは、なるべく女らしい言葉を使うのが良いと思います。
私が10代だった頃から、おとこ言葉が女子たちに流行っていましたけど、今までいろいろ経験してきて、そう思うのです。
フェミニズムも確かに大切ですが、世の中を上手に泳ぐには、女性は女らしい言葉を賢く使うのが良いと思います。仕事でも恋愛でも、世の殿方は女らしい人にはホッとするようです。
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