何の前触れもないよりは
今日は美容院に行きました。いつも行っているところで、私の髪質(くせ毛)をよくわかっており、何も言わなくても任せられるからか、いつもとても眠くなります 。
20代の頃は、そんなことなかったのに。シャンプー台で、頭をグルングルン洗ってもらっていても、寝そうになることもあります。
今日もそんな感じで、髪を触られていても、眠くてポーッとしていたのですが、その後の予定を思ったり、今夜作る夕食は何だったかしらと考えていました。
その延長で、なぜか不意に、2年前、毎週顔を合わせていたある人のことを思い出しました。
その人のことは滅多に思い出さないけれど、一緒にご飯食べたこととか、最後の頃は私がすごく嫌な思いを何度もしたけど、言い返すのもばかばかしかったので何も言わずに去ったことなど、淡々と思い返していました。
もうその人と会うことはなく、今後もないだろう人です。でも、それも2分くらいのことで、また全然別のことを思ったり、眠くてトロトロしていました。
美容院を出ると、ある商業施設に行きました。上の階へ行き、欲しいものを買うと、下の店舗へ移動して、必要なものを物色していました。
買うものを右手に抱え、ふと、右側の空間を見ると・・ なんとそこに、美容院で私が思い出していたその人が立っていて、ニコニコしながら私に声をかけてきたのです。
はにゃら? ・・私、目が点になりました(@_@)。こんなことって、あるの?2年前、私に対する態度を忘れたことにしてか、表向きにこやかに 話しかけてきました。
彼女は、自分のことを聞かれたくないからだろうけど、ずっと話し続けてきました。
質問を受けると私は答えたけれど、前もそうだったけど、人の話をあまり聞かずに次に話をつなげるのね。短い時間にきれいにまとめられて、それは私にはない才能なので、感心しました。
彼女、今は本業には本腰を入れておらず、別の事に夢中になっているご様子でした。
あぁそうですかと、適当に相槌打っていましたが、何やってるんだろうと思いました。その気になれば、私の倍も稼げる腕を持っているのに。
だんだん、彼女がいじわる女ギツネに見え始め、私の口元は怒りでひきつりそうになったので、「私、ちょっと向こうに見たいものがあるので」と言って離れました。
買い物を済ませた後、一応彼女を探したけれど、姿は見当たりませんでした。彼女も私から離れたかったのでしょう。もうっ、きれいに取り繕って、本心言わない人って、大嫌いだ。
その後は予定変更で、ちょっと寄り道したら、昔の着物をリフォームする作家さん達のクラフトマーケットみたいなものに遭遇して。
作り手として参考になることがあるかしらと思い、ゆっくり回って眺めていたら、だんだん気持ちが落ち着いてきました。古布を扱う人は、温かい人が多かったです。
今日はそれほど寒くなかったけれど、カッカしたせいか、帰宅すると、随分汗をかいていました。
私、普段は良いことを予知することが多いのですが、ごくたまに、今日みたいなこともあって、そういう時は、ちょっとガッカリします。
それでも、何の前触れもないよりは、良いと思うべきなのかな。
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