坂の上の雲
12月にNHKでスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第一部が放映されましたが、とりあえず全て録画し、見ないままでした。
今日、その1回目をようやく見たのですが。あまり期待しないで見始めたら、んもぅビックリしました。
若者を描いたドラマと言うより、若者の生き様を見ることで明治時代をまるごとざっと追想するような作りだったからです。
セットもよく作ってあるし、カメラワークと音声は映画みたいでした。
たかだか130年くらい前の日本の姿ですけど、時代背景がどんなふうで、私達の祖先が何を食べ、何を考え、生きていたのか。
途中、明治時代に撮影された写真が何枚も紹介されていたけど、食べ物の栄養バランスが良くなかったから、今の私達と比べると、みんな小柄。
身分制度のなごりが残っていたのも、今では想像しにくいほど。
明治生まれの人もすっかりいなくなり、平成の今では、明治は江戸時代と同じくらい遠くなったのを、改めて感じました。
日本が先進国の仲間入りをしたのはつい最近のことなのに、貧しい時代背景は、外国の話のように感じます。
明治の志士が今の私達の飽食ぶりと節操のなさを見たら、きっと仰天するだろう。
ドラマはあまり興味がないですが、これはとても面白いので、第一部の続きが楽しみです 。
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