オルメカの仮面
春から名古屋市博物館では、「古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道」特別展がやっていました。
博物館は0xCAFEのすぐそばなので、ビーズ教室の帰りに寄ろうかなと思いつつ、なんとなく行けないでいました。
結局、あることをキッカケに、今日立ち寄りました。まもなく終了するためか、思ったよりも人が来ていて、あまりじっくり見られなかったのですが、何枚かあったヒスイのマスクが印象的でした。
ヒスイのマスク アロージョ・ペスケーロ遺跡/紀元前1,500~1,000年頃/ハラパ人類学博物館
精巧につくられたヒスイのマスク。顔には神官などの高位の人物を示すトウモロコシのモチーフが彫られている。
オルメカ文明では金属の使用がなく、かなり硬いヒスイをどうやって加工したのか、不明な部分が多いとのこと。
仮面は表面が実に滑らかで、左右対称でズレもない感じ、頬のふくらみの様子は見事で、まるで最近作られたようでした。
ヒスイね。
きっと、ヒスイを組成する鉱物のミクロな部分に意識を合わせ、こちらがイメージする形をじっくり伝え、その形にヒスイを変形させたのでは。
指で粘土を、グニャッと曲げるような感じでね。
けれど、その技術を使ったのはごく一部の人で、後の世には、伝わらなかったんだね。
仮面を眺めていたら、そんな妄想がわきました 。
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