中山美穂 魂の旅~小説“アルケミスト”の世界を探して
日々のニュース以外はあまりテレビを見ませんが、たまーに、「あっ、この番組は見なくてはっ」と事前に気がつくと、だんなさんに録画してもらい、昼間に見ます。
基本、だんなさんが家にいる時は、テレビは彼のモノなので 。
今週に入ってから、NHKBSで10年前に放映された「中山美穂 魂の旅~小説“アルケミスト”の世界を探して」が、一昨日の深夜に再放送されるのを知り、録画してもらって今日見ました。
10年前と言うことで、確か、彼女が結婚した頃じゃなかったかな?と思ったら、やはりそうでした。
つい先日、お客さんのブログで「アルケミスト」がちょっと紹介され。
あれ、そういえば私、この本は有名だけど、まだ読んでなかったよなーと思っていたその時に再放送されるのを知り、ピピッと来て、見てみようと思った次第です。
ブラジルのベストセラー小説「アルケミスト」。56の言語に翻訳され、150以上の国で出版される世界的大ヒットとなった。
物語は、スペインのアンダルシアに住む羊飼いの少年が、宝物があると信じているエジプトのピラミッドまで旅するというもの。
この小説を読んで感動した女優・中山美穂さんが「アルケミスト」の旅路をたどり、ピレネー山脈を間近に望むフランスの仕事場で、作者パウロ・コエーリョさんと対面する。
↑NHKサイトから拝借しましたが、こういう内容でした。
「アルケミスト」のあらすじはもちろんのこと、最後はどうなるのかを知ってしまいましたが 、女優でも歌手でもない、素の中山美穂を知ることができたのが、良かったです。
彼女・・ とっても繊細な人だったのね。初めて知りました。
20代だった頃は、美しい彼女の活躍があまりにもまぶしくて 、うらやましいを越え、時にはちょっぴり妬ましいこともあったけど。
あの多くは作られたものだったのかなと、私の中で何かガラガラ崩れた気がしました。
彼女、シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」を読んでおり、その延長上で「アルケミスト」を読んでたそう。
彼女の手にしていたアルケミストの文庫本は端がフニャッとしており、何度も読み返したのが伝わって来ました。
番組では、慎重に言葉を選び、何かと遠まわしに話す彼女を見ていたら、言いたいことをそのまま言えない事情もあるんだろうなぁと、ちょっと気の毒に思えてきました。
それでも、パウロ・コエーリョさんと直接会うことができ、最後に彼女は感極まって涙していて、何か固まりが弾けたようにも見え、あぁ良かったなぁ と、ホッとしました。
美しくて活躍も華々しかった分、一般人にはわからない苦労も相当あったのだろうな。
美人でなくたって、言いたいことをブログでポッと披露できる身分の方がよっぽど気楽で、ささやかな幸せの度合いも深いかもね。
そのど真ん中にいると、自覚するのも難しいですけどね。
今、彼女は幸せかな。うーんと、幸せに暮らしてますように 。
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