阿蘇山周辺の旅・その2
熊本空港から押戸石の丘までは、車で1時間20分くらい。距離は結構あるものの、山を登ったり下ったりの国道には信号がほとんどなく、道路を走る車も少なく、スイスイでした。
この時期、阿蘇の山では野焼きをするそう。
山の草原はどこまでも(何キロも)野焼き状態が続き、こんなに広い面積を焼くとは知らずビックリしましたが、珍しい風景を見られて良かったです。
国道212号を北に進み、途中で細い脇道に入りますが、以前は未舗装だった脇道は車が通りやすくなってました。
駐車場に着くとNPOの方が迎えてくれて、いろいろ話を聞きました。
ここへの脇道も丘も、みな私有地だけど、観光客が増えて道が崩れて大変なことになり、保全のためにNPOを立ち上げたそう。
うぅむ・・ パワースポット流行りで、ここも知られるようになったみたいだけど。
丘の石達は、幸運を運ぶとか願いを叶えるものではないし、純粋に風景を楽しむ人が来れば良いね。
↑NPOの方が作ったチラシの一部です。昔は地元の人しかここを訪れず、かつては大岩に登ると雨が降ると言い伝えがあり、稲刈りの時期に子供がここに登ると、大人から怒られたそうです。
駐車場から丘の上まで歩き、辿り着いたところで空を見上げると、真上にベルが飛んでました。
飛行場が近いので、飛行機かもしれないですけどね 。丘の上空でも、渦を巻くような音が何度か聞こえました。
丘の上からの風景です。黒っぽい山肌はみな野焼きされたもので、360度どこを見てもこんな感じです(パソコンの方は、クリックして大きい画像を見て下さいね)。
先月、熊本でPM2.5が多く観測されニュースになりましたが、この日も晴れていたけど花粉か黄砂が飛んでたようで、遠くの山はぼやけて見えにくかったです。
昨日貼り付けた大岩は、高さ5.5メートルです。丘の上には、もう少し小さい岩が点在してますが、今回は大岩だけにおでこをくっつけ、挨拶しました。
丘にいるのは私達だけ。風もなく、全く無音なのが不思議な感じでした。
前回訪れた時は大岩が泣いてるように感じて、私がなぐさめたふうだったけど、今回は私がなぐさめられた感じ ?
おでこをくっつけ、しばらくそのまま岩にくっついていたら、ジワワワーンと気持ち良いエネルギーがこちらに流れてきました。
私はいつもアンダラ(シーフォーム)のネックレスをつけてますが、以前と同じように、このアンダラを岩のくぼみに入れてみました。アンダラと大岩は、何か交流してたみたいです。
小さい丸いくぼみは、岩の表面にたくさんあります。ペトログラフの一種だけど、個人的には、古代の英知が詰まっていると思っています。
いつか、このペトログラフを解釈できるまで、私達の科学が進歩しますように。
ところで今回は、素敵なガイドが丘を案内してくれました 。かわいい柴犬です
。
3週間くらい前にフラリと現れ、野良らしいけど(多分、どこかで飼われてた)、私達の4メートルくらい先を歩き、時折こちらを振り向きながら先導してくれたのです。
時々、土手を下りてピューッとどこかへ行ってしまったけど、また戻ってきました。
私は勝手に「まめすけ~」と呼び、頭もなでて一緒に歩いたけれど、気まぐれなところがあって、時には人に吠えることもあるそう。
丘の上で私達がゆっくり過ごしている間は、豆助は遠くで座り、うつらうつらしてました。あんまりかわいかったので、そっと近づいて撮りました 。
とってもお利口な豆助。人がちょっと怖い時もあるみたいだけど、どこに行ってもきっとうまくやれるから、生きたいように生きていきな。
さて、阿蘇周辺には温泉がたくさんありますが、火曜の教室でお客さんから「黒川温泉がすっごく良いよ」と聞いたので。
1日目の夜は黒川温泉に泊まることにして、212号を北へ走りました。
写真は撮らなかったですけど、黒川温泉は昔風の建物が街全体で揃っており、外観の色は黒~こげ茶色で統一されて。
アジアの異国のようでもあり、昔にタイムスリップしたようでもあり、ちょっと不思議な感じの温泉街でした。
私達が泊まった宿のお湯は硫酸塩、とっても気持ち良かったです
宿の方から、隣りの小国町の鍋ヶ滝が良いと聞き、次の日はそこに向かいました。
10数年前、松嶋菜々子が出たウーロン茶CMでその滝が使われて以来、人気が出たそうです。
この滝は、滝の裏側へ行けるのです。滅多に見られないので、周ってみました。
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