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2013年8月12日 (月)

ストーン監督による、日本人への言葉

2012060602

映画監督のオリバー・ストーンさんが広島に来たのは、私も先週ニュースで見てましたが、日本人に喝を入れるような発言をされていたのは、さっき知りました。

日本人には耳の痛い内容もありますが、アメリカ人の監督が、身の危険もあるかもしれないのに、こういうことを言われてたとは。

その勇気に敬意を表したく、内容を貼り付けます。

元々は兵頭正俊さんのメルマガ文章より、私が参考にしたのは、ウィンザー通信さんブログです。

■広島での発言

すばらしい記念式典は、『日本人』の性質を、よく表していたと思う。しかし、今日、そこには多くの『偽善』もあった。

『平和』、そして『核廃絶』のような言葉が、安倍首相らの口から出た。でもわたしは、安倍氏の言葉を信じていない。

みなさんに聞きたいのは、どうして、ともにひどい経験をしたドイツが、今でも平和維持に大きな力を発揮しているのに、 日本は、アメリカの衛星国家として、カモにされているのかということだ。

あなた方には強い経済もあり、良質な労働力もある。なのになぜ、立ち上がろうとしない?

第2次大戦後、米国は、ソ連を巨大なモンスターにしたてあげた。中国はいま、その途上にある。

つまり、米国の『唯一の超大国』の立場を脅かすもうひとつの超大国に、したてあげられようとしている。 今は、大変危険な状況にある。

オバマは、ヘビのような人間だ。ソフトに語りかける。しかしオバマは、無慈悲な人間だ。台湾に、120億ドルもの武器を売り、日本に、スティルス戦闘機を売る。

日本は、世界第4位の軍事大国になっている。それを『自衛隊』と呼ぶのはかまわないが、世界4位の軍事大国だ。

日本より軍事費が多いのは、米国、英国、中国だけだ。日本をそういうふうにした共犯者は、アメリカにほかならない。

日本は、米国の、武器の最大の得意客なだけでなく、アメリカの行ったクウェートやイラクでの、戦争の戦費の支払いをしてくれた。

よく聞いてほしい。

アメリカは、こんなことを言いたくはないが、いじめっ子なのだ。日本が今、直面している恐ろしい龍は、中国ではなくアメリカだ。

(中略)

今年、戦争が、アジアに戻ってきた。オバマと安倍は、相思相愛だ。安倍は、オバマが何を欲しがっているか知っている。

なかでも、尖閣諸島について、わたしにはコメントしようがない。

あんなものを巡って戦う気が知れないが、それなのに戦う価値があるように言われている。

いま皆さんは、核兵器廃絶が大切だ、とお思いだろう。

しかしこのポーカーゲーム(危険な賭け事)は、アメリカ主導で軍が展開して、急速に進んでいる。

アメリカは、世界の73%の武器を、製造しては売りさばいている。

それには、無人攻撃機、サイバー兵器、宇宙戦争用の武器も含まれる。

核兵器などは、アメリカが戦争に使う兵器の、ごく一部でしかない。米国は、世界の歴史上、最強最大の軍事国家なのだ。

どう思いますか、みなさん。これに対して、怒りを感じてほしいです。

わたしが怒っているのと同じように、皆さんにも怒ってほしいのです。

米国は、『唯一の大国』であろうとするために、脅威を増大させ、世界中にアメをなめさせ、 無実の人を刑務所に入れ、消し、ファイルを秘匿し、盗聴し、永遠の監視国家たろうとしている。

ご存知かどうかわからないが、ジョージ・オーウェルが、このことをうまく言い表した。

これが今、世界に起っていることだ。日本は、悪事に加担している。

もう一度言おう。

ベトナム戦争の後、みなさんは、戦争のあぶなさを知って、これが、アジアで最後の大きな戦争になる、と思ったはずだ。でも、もう一度、戦争がある。

ここでみなさんには、ドイツがヨーロッパでしたように、立ち上がって、反対の声を上げてほしい。

日本はかつて敗戦し、広島長崎その他で、ひどい目にあった。

その悲しみを糧にして強くなり、繰り返し戦争を起こし、日本と世界に痛みを与えてきたバカ者どもと、闘ってほしいのです。

■長崎での発言

(米国が戦争を続けるのは)教科書に、米国が戦争の勝者であると、まるでディズニー映画のように、心地よく描かれているからだ。

(日本人も)満州を侵攻した、大きな軍事帝国だった。だが、日本軍が侵略戦争で何をやったかについて、ほとんど教えられていない。

私が出会う日本人は、みんな優しいのに、なぜ(当時)、それほど朝鮮人や中国人に、残酷になれたのか。日本人の気性が分からない。教えてほしい。

ストーンのような米国の友人を、私たちは大切にしなければならない。ほんとうに、日本のことを心配してくれているのだ。

耳に痛いことをいうからと遠ざけるのでは、あまりにも情けなさすぎる。

人は、本気で愛している人に対しては、ときに、家族のように、本音で語りかけるものだ。

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