若杉友子さんの「体温を上げる料理教室」と、マツダミヒロさんの「しつもんマーケティング」
食欲の秋、行楽の秋ですが、読書するにも良い季節になりましたね 。
私は、電車で移動する時に本を読みます。毎日は電車に乗っていないので、しおりを挟んであるページから読み始めると、読んだはずの内容を忘れていることが多いです 。
一度読んだ本を、しばらく経ってから読み返すと、もうすっかり忘れてることがわかり、多少ショックは受けるけど。
家事とか他ごとに集中してるうちに、ショックを受けたこともまた忘れ、なんだかんだ言って、私は幸せなんだと思います。
先月読み終えてた本を2冊紹介しますが、どちらもなかなか良かったです。
1冊目は、「体温を上げる料理教室」若杉友子さん著 です。
お客さんから教わりましたが、私の母親とほぼ同い年の方が話し口調で書かれてて、とても読みやすかったです。
若杉さんは、マクロビオティク(食養:玄米食、菜食がメインの食事生活法)を勉強し、料理教室でも教え、何十年と実践されてきた方で、自分の経験から様々な提言やアドバイスをこの本に書かれています。
この頃は、名古屋でもマクロビのランチを頂ける店はぐんと増え、私自身も機会があれば好んで食べますが。
自分で実践するとなると難しいと感じるし、やや極端だなとも感じることもあります。
若杉さんのこの本も、私は実践するのは難しいなと思いましたが、家族のごはんを作り、家族の健康を気遣う方には、世代を問わず是非お勧めしたいです。
戦後、私達の食事がどのように変わったか。栄養が豊かになり、体格もうんと変わったのに、病気が減らないのはなぜか。
食が、企業による陰謀と戦略の兵器になっていること。
人間も自然も食べ物も、全て陰陽に分けることができ、そのバランスを取ることが大切という話などなど。
学校で習う栄養の知識とは、だいぶ違うことが書かれてますが、言われてみればなるほどと思うことばかりでした。
学校で習うことが全て正しいわけじゃないからね。いろいろ知っておくことは大事なことだと、知らせてくれた良書でした。
もう1冊は、「しつもんマーケティング」マツダミヒロさん著 です。これも、お客さんから教わりました。
マツダさんの本は、私は初めて読みましたが、「しつもんシリーズ」で他にも著書がたくさんあるそうです。
今回私が読んだ本は、どちらかというと、自分一人で仕事をしている人向きです。
万人向けではないですが、一人で仕事をしている人には、大いにお勧めです。
どうして自分はこの仕事をしているのか。この先どうしたいのか。長く持続するには、この先どうすると良いのか。
マツダさんが読者に投げかける質問に答えることにより、自分の棚卸をしながら、自分の中にある答えが出るようになっています。
私も大いに実感がありますが、一人で仕事していると、視野や考えが狭くなることが多いと思います。
自分で自分にかけている枠からちょっと外に出て、自分とその枠を客観するのに良い本でした 。
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