トーマさんのメルマガより「シンクロニシティ」
月曜に届いたトーマさんのメルマガが、爽やかでグーだったので、転載します。
私達一人一人が、小さな「シンクロニシティ」に満ちた毎日を過ごせるようになると良いと、いつも思っています。ちょっと長いですけど、お時間ある方はお付き合い下さい 。
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アメリカに住んでいた頃に起業したのですが、始めた頃は何もわからずに、ビジネスの真似ごとみたいなことばかり、やっていました。
そのひとつとして、 日本でトレーニングジムを経営している友人に、ロサンジェルスの工場でトレーニングマシンを購入して、送ってあげるということもやっていました。
その友人と、いろいろな会社や工場を回っていたのですが、あまりにもビジネスやお金の話ばかりに嫌になって、ある日
「今日は、ビジネスのことなど忘れて、ワクワクすることでもやらないか?」 と、彼を遊びに誘いました。
すると、遊んでいる最中に出会った人物の弟が、トレーニングマシンの工場長と知り合いだとわかり、私たちはその工場長から、工場出荷価格、ほとんど原価で、トレーニングマシンを購入することができました。
日本での価格の10分の1でした。
今でも、私のビジネスのやり方は、こんなかんじです。ある程度は考えるのですが、大まかでは行き当たりバッタリです。
これを「行き当たりバッチリ型のビジネス」 と呼んでいます。(笑)
21世紀のビジネスは、このようなやり方が、主流を占めてくるかもしれません。
つまり、「頭で考えずに、直感や宇宙からのサポートを信頼して動くビジネス」 という時代に変化していくということです。
こういう物事が自然にうまくいったり、意味のある偶然が起こることを、「精神世界」では「シンクロ二シティ(意味のある偶然)」と表現します。略して、「シンクロ」です。
「シンクロニシティ(共時現象)」という言葉は、心理学者のカール・グスタフ・ユングによる造語らしいのですが、いろいろな解釈や定義があるみたいですね。
簡単に言えば、
「自分の意思とは関係なく、何か大きな力により、状況が変わること。また、偶然にしては確率的に奇跡に近く、あまりにも一致しすぎていて、何か意味があるとしか解釈できない現象」
ということです。
例えば、電話をかけようとしたら、そのかけようとした友人から電話がかかってきて、驚いたりといった経験は、たくさんの人が経験していると思います。
他にも、喫茶店で、ある歌手の話をしていたら、突然その歌手の歌が流れてきたり、いろいろな状況があります。
ユングは、「シンクロニシティ」の一例として、エミール・デシャンという詩人の体験談の例を、著書の中で紹介しています。
デシャン氏は中学生の頃、「フォルジビュ」という人物と、当時珍しかった「プラム・プリン」を食べたそうです。
それから10年して、偶然入ったレストランでプラム・プリンを見つけ、それを注文するのですが、そこで偶然、フォルジビュという人物と、10年ぶりに再会したそうです。
それから、さらに長い年月がたち、プラム・プリンがでるというディナーパーティーがあったので、興味を惹かれ、出席したそうです。
そして、そのパーティーの主催者や参加者に、
「きっと、プラム・プリンがあるから、フォルジビュさんという名前の人物が、このパーティーに出席しますよ」
と冗談を言いながら、自分とプラム・プリン、そしてフォルジビュという人物との関係を、話して笑っていたそうです。
するとその時、そのパーティー会場に、一人の老人が現れ「フォルジビュ」と名乗ったそうです。その場にいた全員が、声を失ったそうです。
このように、「シンクロシティ」は世界中で様々な学者によって、事例を集められ、考えられてきています。
しかし、これは科学的な思考で、考えられるような話ではないようです。単に「偶然だ!」というだけでは考えられない、何かがあるようです。
「シンクロ二シティ」は、20年ほど前から生物学者の間でもたくさん報告され、議論されています。
有名なのは、九州の幸島という島で、ニホンザルの一匹がサツマイモを洗って食べることを発見し、その島の仲間たちも真似をするようになったそうですが、
そのうち、海という障壁も乗り越えて、他の島のニホンザルたちも、なんの連絡もとっていないのに皆がサツマイモを洗って、食べるようになった話です。
他にも、100年以上前は「ニトログリセリン」という物質は、熱しようが凍らせようが、絶対に結晶化しなかったそうですが、
20世紀の初頭、ある船がウイーンからロンドンに、ニトログリセリンを郵送中に、ビスケー湾において運悪く、記録的な台風に遭遇したそうです。
わずかの振動でも爆発するというのに、何故か、爆発しなかったそうです。
そして、港に着いて船員達が樽を開けてみたら、その中には、それまでに見たこともない見事な「ニトログリセリンの結晶」ができていたそうです。
そして、不思議なことに、その日を境にして世界中の「ニトログリセリン」が、次々と結晶化していったそうです。
このように、一見無関係に隔絶さえた物質や生物、思想が、地球規模で、同時同様の変化を起こすという現象は、歴史上よくあったようです。
特に、歴史の変動期、節目にはよくこういうことが、起こるようです。
ユングという学者はこの現象に初めて着目し、これを学問的に研究した学者だと思います。
ユングはこれの説明に、「表層意識」、「集合無意識」、「元型」などという言葉を用いて、説明しようと試みたようです。
「人間」などの生物は、一般には、この3つで動いていると考えられています。
逆に、「アリ」や「ハチ」のような「昆虫」などは主に、「集合無意識」で動いているだろうと推測されています。
「植物」などは、「元型」で成長しているかもしれません。
さらに、わかりやすく例えると、「表層意識」が「リンゴの皮」、「集合無意識」が「リンゴの白い果肉部分」、「元型」が「リンゴの種」になるようです。
「リンゴの皮」は見れば、すぐにわかります。 人間の外見などに相当するでしょう。
でも、「リンゴの白い果肉部分」は、なかなか見えません。
中が美味しいのか、腐っているのか、なかなか表面からだけでは区別できません。人間の人格に、相当するかもしれませんね。
「リンゴの種」はもっと深い、その人が生まれつきもっている性格、先祖代々から引き継いでいる才能、前世からのカルマなどに相当すると思います。
そしてさらに、このリンゴの木の「幹」や「根」、さらに「地面」などに相当するのが、「幽界」、「霊界」、「宇宙意識」などかもしれません。
全てのリンゴの実、リンゴの木も、地面などを通して他のリンゴと、全部繋がっているのです。
「リンゴの実が腐って地面に落ち、それからその種がまた地面から養分を吸って、新しい芽を発芽させる行為を輪廻転生と言う」 と考えてもいいと思います。
私は、この「シンクロニシティ」が起こっている状態が、自然であり、本来の世界ではないだろうかと考えています。
言い換えれば、
「シンクロ二シティ」が起こっている状態というのは、 「自分の意識が宇宙の意識と繋がっている為、自分をとりまく世界が自然に、そして完全に調和がとれて流れている」
とも言えると思います。
そしておそらく、これからの時代はゆっくりと、この「シンクロニシティ」が当たり前のように起こる世界に、だんだん変わっていくのではないかと考えています。
「バシャール」という宇宙存在によると、私たちの地球は「制限のマスター」というニックネームが、つけられているそうです。
地球には、 「お互いに意思が、通じなくなるような力」 「念力などの超能力が、使えなくなるような力」 などがあり、これの力により、地球上で争いや喧嘩、戦争などが起きているのだそうです。
「超能力が使えなくなる超能力をもった、最強の超能力者が、地球人である」 とバシャールは、指摘しています。
確かに、地球外に出た宇宙飛行士たちが一様に、「テレパシー通信が可能になった」 「神を身近に、感じた」 などと証言していることからも、本当のことかもしれませんね。
逆に言えば、お互いに意思が完全に通じるようになったり、念力や予知能力などが使えるようになれば、争いごとや喧嘩、戦争などはなくなるかもしれません。
バシャールによると、彼らの惑星の生活は、私たちにとってまさに理想的な世界です。
彼らの惑星は、完全なタイミングで出来事が起こるということを、全員が完全に理解しており、
例えば、誰かが歌が歌いたくなったら、その歌を聴きたいという人々が自然に集まり、そこでコンサートが開かれるそうです。
また、料理をしたいと思えば、その料理を食べたいという人がちゃんと現れるそうです。
全てが、完全なシンクロニシティの流れに沿って、全員が生活しているのが、彼らの生活だそうです。
お互いの意思が完全に伝わるので、全員が完全に信頼しあっているため、「お金」などを媒介にする「銀行」などの金融機関もないそうです 。
「法律」などもなく、「悲しみ」や「苦しみ」、「怒り」という概念も大昔に無くなってしまったそうです。
「死」も、完全な祝福のもとに、ある儀式によって行われるそうです。
これは、見方を変えれば地球の未来も、こういうモデルに従って、構築することも可能だということです。
すなわち、
「全員が、宇宙の意識によって行動するようになり、全員がお互いに完全に信頼するようになれば、現在の地球の問題は、全部解決するかもしれない」
ということです。
宇宙の流れに、身を任せると、「シンクロニシティ」が、増えてきます。そして、生きるのが、とても楽になってきます。
宇宙は、常に、私たちを、サポートしているみたいです。
☆私のメインサイトです。↓
http://www.tomaatlas.com/
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