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2014年7月25日 (金)

山井教雄さんの「まんが パレスチナ問題」

このところ、イスラエル軍がパレスチナのガザ自治区へ侵攻し、多数の市民が犠牲になっていますね。

中東の歴史は疎いけれど、客観的に見ても、イスラエル軍の攻撃はあまりにひどく、過去の何がどうなって今につながっているのだろうと、最近思ってました。

そんな折、山井教雄さんの「まんが パレスチナ問題」という本がわかりやすいと知り、早速アマゾンの中古本で取り寄せました。

講談社の現代新書から2005年1月に出され、かれこれ10年前の本ですが、わかりやすく丁寧に解説され、非常に良かったです。

私は数十円で買うことができ、送料の方が高いくらいでした。

2014072501

↑こんな感じで、全てのページがまんが入りです。カバー裏の文章をそのまま紹介しますが、

いつも『複雑な』と言われる『パレスチナ問題』。

宗教や民族という日本人にはなじみにくい概念が問題のベースになっているし、昨日までの味方同士が突然戦争を始めたりして、わかりにくいのはたしかです。

だからこそ、本書では少しでもわかりやすいように、ユダヤの少年ニッシムとパレスチの少年アリ、そしてエルサレムのねこ、2人と一匹が、旧約聖書の時代から21世紀のいままでの『パレスチナ問題』をガイドします。

日本から少し距離のある国のお話ですが、すべてがつながっている現代では、けっして遠い世界のお話ではないのです。

とある通り、聖書の時代の話から2004年まで、ざっくり語られています。

ざっくりながらも、どの国の振る舞いが関係国を刺激したか、時の指導者の人柄や本音、その国の人々からどう思われていたか等々、とてもわかりやすかったです。

個人的には、私が子供だった頃に起きた中東戦争を、初めてザッと知ることができたのが、印象的でした。

少年2人が、それぞれの国の立場で意見や本音を述べ合うのも、良かったです。

基本的には、子供の言い分として書かれているけど、問題解決できない大人の怠慢さを指摘し、本当にそうだよなぁと思ったり。

アリの怒りの声は、パレスチナの苦しみや怒りがそのまま表れており、その大きさと深さを思うと、何とも言えない気持ちにもなりました

中東の国々に石油が出なければ、歴史は全く違ったものになっただろう。客観的に見て、西洋の列強諸国は身勝手で、イスラムの地で出しゃばり過ぎたと思う。

テロリストを作るのは貧困ではなく絶望であること、イスラエルがちょっとしたテロにも倍返しのような報復攻撃をする背景が、ちょっとわかってきました。

この本に書かれているのが2004年までなので、続きもあると良いな。

まんが入りで文章はやさしいので、中高生でも読めます。今はちょうど夏休み、パレスチナのことをもう少し知りたいと思ったら、是非お勧めです。




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