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2014年10月31日 (金)

鈴木敏文さんの「売る力」

いつも変わった本ばかり読んで、ここでレポートを書いていますが、久しぶりに新書を買って読みました。

セブンイレブンの創業者、鈴木敏文さんの書かれた「売る力」です。

2014103101

この頃、本はほとんどアマゾンで買いますが、数百円残った図書カードがずっと財布に入れっぱなしだったので、何か買おうと久しぶりに本屋に行きました。

入口の目立つところにビジネス書がズラリと並んでましたが、何気なく手にしたのがこの本でした。

パラパラッとページをめくって読んだら、面白そうだったので買いましたが、当たりの買い物でした。内容にググッと引き込まれ、あっという間に読めました。

かつて愛知は、コンビニと言えば○ークルKばかりの地域柄でした。それがこの頃、私の住んでいる辺りでも、セブンイレブンが次々と新しい店をオープンしています。

学生時代の頃からコンビニはあまり利用しておらず、利用するとしたら、何かの料金払込みか、銀行ATMでお金を引き出したり、ちょっとした買い物くらいです。

そんな私も、近所にできたセブンイレブンに行くようになったら、「ん?今まで利用してきたコンビニと、何か違うね?」と感じるように

素人目にも、商品の陳列が洗練されていること、品数が多いこと、店員さんの応対がよそと違うのがわかりました。

大人なら、誰が読んでも面白い本だと思います。特に、個人で仕事をしている方や、コンビニをよく利用する方、コンビニで働いている方にもお勧めしたいです。

分厚い本ではないため、あまり内容を披露してはいけないと思うので、書きませんが。

「お客さんのために」ではなく、「お客さんの立場で」を徹底するとはどういうことか、「当たり前」を続けることの大切さが何度も出てきますが、一人で仕事をしている私にはジーンと響いてきました。

主に、鈴木さんが今まで様々な方と対談した中で、鈴木さん自身が参考になったエピソードを紹介しながら、

「お客様の心理を重視した経営の大切さ」

をわかりやすく説き、セブンイレブン独自の出店方法や、流通業界での快進撃も紹介されています。

セブンイレブンが業界トップであることすら知らずに、この本を読んだけれど。読み終わる頃には、セブンイレブンへの好感度が非常にアップしました

どんな業界でも、トップの方が語ることは味わい深くて、良いですね



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