千賀一生さんの「ガイアの法則[Ⅰ]と[Ⅱ]」、魚谷佳代さんの『淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目・・』を再読
最近ふと、5年前に読んだ千賀一生さんの「ガイアの法則」を読みたくなり、久しぶりに再読していました。
初めて読んだのは、東日本大震災から数か月後のこと。
内容に夢中になりながらも、後半1/4は難しく、読み飛ばした覚えがあります。今回はなんとか、飛ばさず読了できました。
以前も綴りましたが、内容は、主人公がイラクへ旅をする物語です。
そこで彼は不思議なビジョンを見て、かつてのシュメールの神官から様々なことを教わります。
主人公が神官から教わることは多岐に渡りますが、私が一番面白かったのは、宇宙スケールの風水の話でした。
私達の文明は、ある法則性の元でシュメールから始まり、そこを起点に文明の中心地が西へ東へ移り、これから繁栄する文明のトップは日本になるのだと。
その中心地は現在の首都・東京ではなく、東経135.0度の地(兵庫県明石市や淡路島)だと、神官は伝えます。
その法則性には十六菊花紋も関わったりと、詳しくは読んでのお楽しみですが、シュメール人がどのように宇宙を捉えていたか等々、作り話にしてはかなり生々しく、引き込まれます。
巻末には、「この本は全てフィクションであり、登場するものはみな架空の世界です」とあるけれど、随分前に小耳にはさんだ情報によると、フィクションではないらしいです。
実は、続巻の「ガイアの法則[Ⅱ]」も、次の年の春に読んでいました。
「ガイアの法則[Ⅰ]」は震災が起きる前に書かれ、「ガイアの法則[Ⅱ]」は震災後に書かれています。
著者の千賀さんは震災が起きる1年前、シュメールの神官から聞いた話を参考に、近い将来、東北の太平洋側で大きい地震が起きるだろうと予測し、一部の人に話していたそう。
[Ⅱ]では、震災や[Ⅰ]の内容の補足など、さらに深い内容を書かれています。
読み進めると、女性性や「あけわたし」(女性は男性に無条件に献身奉仕、ゆだねる、等々)など、私達の常識の壁をかなり取っ払う話が出てきます。
個人的には理解でき、興味深く思ったものの、何か勘違いされると困るなと思い、[Ⅱ]の感想は綴っていなかったです。
アマゾンの販売ページのカスタマーレビューでも、賛否両論でした。
今の混迷の時代、これから女性たちはどう活躍したら良いのか。
その答えが書いてあるわけではないけれど、今まであまり考えたことのない、一つの見方として、参考にはなると思います。
そんな具合で2冊を読んでいたら、人にお貸ししていた魚谷佳代さんの『淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目≪地球大立て替え≫のメイン舞台になる!』が、戻って来ました。
この本は、読み進めるのが大変だったのを覚えています。
返って来た本を読み返すことはあまりないけれど、「ガイア・・」とセットで読まないといけない気がして、これも再読しました。
今回はスラスラ読め、なぜ前回はあんなに苦労したのか?不思議なほどでした。出版社の紹介文を抜粋しますが、
淡路島にはなぜか、古代ユダヤの文化・風習・地名・遺跡が多く残っています。
日本建国神話も淡路がキーポイントであり、ユダヤと日本には深い縁がある。あの出口王仁三郎も白山義高に裏神業を託したのが淡路島でした。
その忘れられた神業を引き継いでいるのが著者魚谷氏で、数奇なシンクロに導かれて「シオンの山」をお祀りしています。
ワイタハ族のポロハウ議長(『世界に散った龍蛇族よ!』弊社刊参照)によれば、「かつてここをマザーシップが目指した場所」だそうです。
また弊社刊『ガイアの法則』で、135度線が文明転換の期点として注目されていますが、それがより明確にわかります。日本人がシオンの民としてのルーツに目覚めるきっかけとなる本です。
とあります。
魚谷さんは、縄文時代にユダヤの人々が大挙して日本にやって来たのではと、確信を持って書かれています。
淡路に残る古い遺跡などは興味深いので、日ユ同祖論に理解のある方には、お勧めです。
私自身は、地名、古い神社の様式、言葉や遺跡の研究、DNAの解明が進めば、何らかのつながりが見えるのではと思っています。
弥生人は、大陸や朝鮮半島から多数入って来たことは知られています。弥生人が北九州や日本海側から入ってきた後、縄文人が徐々に追いやられたことも、土器の分布からわかっています。
九州では、南の鹿児島方面へ。本州では関東を抜け、さらに東北の地へ。
鹿児島と青森の方言は訛りがきつく、わかりにくいですが、どちらも日本の古語に近い言葉が方言に残っているそう。両県の人を引き合わせたら、意外にも話が通じたと聞いたことがあります。
縄文人は、眉毛が太くてくっきり、目は大きくパッチリという印象があります。大雑把ですが、西郷隆盛のような顔と言えばわかりやすいでしょうか。中東の人の顔と、似てなくもないような。
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