« 昨日のバンスクリップ、作り直し☆彡 | トップページ | ムヒカさんの言葉「日本人は本当に幸せですか?」 »

2016年4月11日 (月)

トーマさんのメルマガより~沖縄の米軍基地を紐解くには

沖縄出身のトーマさんのメルマガはいつも興味深く拝読してますが、今日は、横道にそれた沖縄の米軍基地の話が印象深かったので、転載します。

重い内容ではあるのですが、私たち、日本に住んでいる大人は知っておくと良いと思うので。

私自身は、一人一人のアメリカ人は陽気でユーモアがあって、大好きです。ただ、アメリカという国になると、強引に自国の意見を押し通すのが強い印象があります。

敗戦国とは言え、日本はアメリカの言いなりになりすぎてると見てますが。そう簡単に、全てを突っぱねられない深い理由もあるのだろうとも、見てます。

転載元は、こちら。以下、コピペしたものです。

******

米軍基地などの社会問題は、いろいろな視点から、いろいろな解釈ができます。そして、どの意見も正しいのです。

戦争については、今までにも、たくさん書いてきたので、今回は、詳しくは書きませんが、とにかく、戦場というのは、私たちが、想像しているよりも、遥かに悲惨だということは、強調しておきます。

体験者の話を聴くと、戦争は、肯定できるものではないということが、よくわかります。話を聴いたり、写真や映像を見ても、胸が痛くなります。

現在の時点で、地球上から、すぐに戦争を無くすことは、容易ではないと思いますが、視点を広げることにより、もっと視野の大きい、解釈ができるようになったりすることは、可能だと思います。

以前にも、少しだけ触れましたが、もう一度書きますね。

中学生あたりの頃、数学の証明などで、二等辺三角形などの証明をする時に、その三角形だけでは、証明できないことでも、三角形の外側に、補助線を引くことによって、その証明が、容易にできたりするこが、ありましたね。

世の中の問題も、そういう作業をすると、わかりやすくなることも、あるのです。

「沖縄の米軍基地問題」という問題は、「沖縄」だけで考えると、わからないのです。

「日本」の中だけで考えても、まだよくわかりません。

それで、多くの人は、「アメリカ」や「中国」などの大国、それから、「台湾」、「韓国」や「北朝鮮」などの周辺諸国などの問題を、取り上げたりするのですが、それでも、よくわからないというのが、現状だと思います。

実は、「沖縄の米軍基地問題」を解く補助線は、意外な国にありました。

それは…
「インドネシア」
という国です。

2年くらい前に、映画「アクト・オブ・キリング」が公開されてから、インドネシアでの大事件を知った人も、多かったと思います。

この映画は大変な問題作のために、大手の映画館で上映禁止になったのですが、小劇場では公開され、私も、友人と観に行きました。

現在では、「TSUTAYA」などでも、DVDが、レンタルできるみたいです。

その大事件とは、1965年に、インドネシアで行われた、100万人~300万人とも言われている、大虐殺の話です。

世界中のメディアに、情報規制が、かかっていたらしく、こんな大事件があったことを、知らなかった人も、多かったと思います。

私も、5年くらい前に、ある講演会で聴かされて知りました。

日本では、有名なデヴィ夫人が、あるインタビューで、

「皆さん、この映画を観て、アメリカに逆らった国が、どうなるかを、ぜひ知ってください!」

と言っていました。デヴィ夫人は、当時、インドネシアに住んでいて、この大事件の当事者だったために、真相の全てを知っているそうです。

あまりにも、本質を突きすぎた発言だったために、アメリカ側の支配者たちだと思いますが、デヴィ夫人の発言を無力化しようしたようです。

当時、たくさんのワイドショーなどで、「デヴィ夫人が、一般女性を、いきなり平手打ちした!」という話を、しつこいくらいに、連日報道して、

「デヴィ夫人は、頭のおかしい女性である」というイメージを、世間に植え付けることに、必死になっていたことを、覚えている方も、多いと思います。

インドネシアは、当時、アジアの中で唯一、米軍基地を、国内に駐留させることを拒んだ国だったそうです。

他にも、理由はあるそうですが、大虐殺の一番の理由は、これだったみたいです。

天然資源が、豊富にあるために、アメリカの大手の石油産業の入国も断り、米軍基地の建設も、断固として、拒否したのです。

すると、どうなったか?アメリカは、現地のマフィアなどを使って、少なくとも、100万人、多ければ、300万人のインドネシア人を、殺したのです。

100人や300人ではありませんよ。
100万人から300万人ですよ。

少なく見積もっても、沖縄県の人口と同じくらいの人たちが、虐殺されたのです。

今でもそうですが、日本人は、お人よしなのか、本物の極悪人の存在を知りません。アメリカの黒幕には、とても恐ろしい悪魔がいることを、知らないのです。

広島と長崎に、平気で原爆を落とした人たちといえば、イメージできるかもしれません。日本の政府のように、やさしくはないのです。

こういうことを考えると、日本で行われた、「日米安保闘争」も、また違った視点で、見えてきます。

おそらく、当時の日本の政治家たちは、このインドネシアの大虐殺のことを、知っていたと思います。

そして、「米軍基地は、置きたくないけど、日本国民が、大虐殺されるよりは…」こう思って、しかたなく結論を下した可能性もあるということです。

「日米安保条約を結び、沖縄などに米軍基地を置いたことによって、100万人~300万人の日本人の命を、救っていた可能性がある」ということです。

遠回しの言い方ではなく、ストレートに言いますね。

「もしも、あの時に、沖縄に米軍基地を置くことを拒んだら、インドネシアのように、沖縄県民のすべてが、殺されていたかもしれない」ということです。

歴史というのは、このように、半世紀くらい経ってから、真実がわかることも、多いのです。

何度も言うように、すべての社会問題、特に国際問題には、明確な答えなどありません。ただ一度、こういう視点からも、考えてみてくださいと、提案しているのです。

« 昨日のバンスクリップ、作り直し☆彡 | トップページ | ムヒカさんの言葉「日本人は本当に幸せですか?」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 昨日のバンスクリップ、作り直し☆彡 | トップページ | ムヒカさんの言葉「日本人は本当に幸せですか?」 »