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2016年4月13日 (水)

ムヒカさんの言葉「日本人は本当に幸せですか?」

南米ウルグアイの前大統領で、「世界でいちばん貧しい大統領」として知られるホセ・ムヒカさんのことは、先日テレビで初めて知りました

今月に日本を初めて訪れ、東京外国語大で講演をしたそう。

その内容が今朝の新聞に載ってたので、一部抜粋します。

ムヒカさん曰く、「貧乏とは、多くのものを必要とすること」。←これはテレビで知ったけれど、深いですね。

確かに、先進国はどこも過剰な消費社会だと思う。

先日の記事に引き続き、ちょっと硬い内容ではあるけれど。よろしければ以下、お付き合い下さい。なお、太字は私が勝手につけました。

******

・・この社会と向き合う上で、哲学、政治、倫理という価値体系が存在する。

ところが、この社会を形づくる市場経済というものからは倫理、特に哲学が分離してしまった。

市場によって、私達は組織だった社会に生きるようになったが、それは人々に浪費を強いるシステムでもある。

何かを買うために生きる。浪費し、消費することが不可欠な社会になってしまった。

だが、お金で物を買っていると思うだろうが、実は自分の人生の一定の時間と引き換えているのだ。

家族や子どもと過ごす時間を削って消費する。新しい物を、いい物を買うために、人生で一番大切なものは愛であるのに、愛情を注ぐ時間を浪費している。

消費そのものを否定はしない。ただ、過剰はいけない。人生の原動力となる愛情を注ぐ時間を確保するために、節度が必要だ。(中略)

今、世界では一分間に二百万ドルの軍事費が使われているというが、誰もそれを止められない。

そして極めて少数の者に、世界の富が集中している。生産性が高まったけれども、分配の仕方が悪いので、社会的な弱者に恩恵が及ばないのだ。

私は世間から「貧しい」と言われているが、私は決して貧しくない。質素を好むだけだ。

浪費を見直し、それぞれが人生を見直すことが重要になってくる。

市場に操られて生きているうちに、あなた方の自由な時間が失われてしまう。

私の考えに同意しろとは言わない。自分にとって何が大切かを考えてほしいだけだ。(中略)

この世界に紛争は必ずある。だからこそ、社会全体に心をくだくことが大切になる。

「政治に関心がない」「政治は重要じゃない」と言う人がいるが、政治を放棄することは少数者による支配を許すことになる。

人間に上下はない。男も女も同じ権利を持つ。公爵も伯爵もないのだ。(中略)

私たちはグローバル化した世界で生きている。その特徴は、金融資本が爆発的に大きくなっているということだ。

国境がなくなり、人々が忙しく働く。生活を大きく変え、お金が重要で、そのための人生になっている。

お金のために自分の人生をぶち壊していいのか。そうした世界と若い人は闘わなければならない。

私は多くの本を読み、世界を変えようと思ったが、変えられなかった。

十年間以上、(政治犯として)刑務所に入った。つらかったが、いろいろなことを学び、大統領にもなった。

後進のために道を耕すのが私の仕事、願いは永遠に続くからだ。

日本では若者が希望を持てないと聞いた。若い世代の投票率が低いと聞いた。

政治や社会を信じていないのだろう。それでも、信じられるようにしてほしい。

不満を持つのはいいことだ。どうか同じ気持ちの人と何かを始めてほしい。

生きるには希望が必要。そうでなければ人生なんて意味がないから。

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