淡路島への旅①伊弉諾神宮へ
昨日と今日と、はな姉さんと関西にお住まいのNさんと一緒に、淡路島へ旅してきました。女三人の珍道中、私は初めての淡路島でした。
国生み神話の淡路島、3月に魚谷佳代さんの本を再読してから、いつか行きたいとぼんやり思ってましたが、その3か月後に行くことになるとは、全く思ってなかったです。
神戸で合流し、淡路島へは高速バスで揺られること1時間半。緑が多くて海は穏やか、大地は優しいエネルギーを感じ、とても気に入りました。
淡路島へ行くのなら、まず伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)へ挨拶しようと、はな姉さんのお勧めで行って来ました。
日本の神話では、イザナギとイザナミが国生みし、初めにできたのが淡路島とされています。
そのイザナギが余生を過ごした神宅の旧跡が、伊弉諾神宮なのだそう。
本殿で手を合わせた時、胸の奥から(お久しぶりでございます)という言葉がわいて、そのまま挨拶したけれど。
どうしてそう思ったのか、自分でも不思議でした。
個人的には、境内にあるものにいろいろ興味がわきました。
君が代に出てくる、さざれ石。後ろにも大きいのがありましたが、小さいのがかわいかったので。
この頃は、神社にもこういう石碑があるのかと、印象深かったのがこちら。
伊弉諾神宮を起点に、東西南北と夏至と冬至、春分秋分の日の出と日没の方向を伸ばした先に、神縁の深い神社が祀られているという説明です。
古い神社の起源は縄文時代にさかのぼり、弥生時代には太陽の軌道を追いかけ、方向を大地に正確に引いた技術者集団がいたのではと、私は思っています。
でも、山の多い日本、一体どうやってそれをやってのけたのか?謎ですね。
↑樹齢900年のクスノキ。元々、2本だったものがいつしか1本になったものだそう。イザナギ、イザナミの神霊が宿るご神木とされています。
その高さと威厳に圧倒されましたが、根元近くの幹にある小さい穴を見て、子供の頃、こういうくぼみが好きだったのを思い出しました。
その後は洲本(すもと)に移動、付近を散策することに。
プラプラ歩いて、厳島神社にたどり着きましたが、本殿の後ろに青々とした山を構えているのがカッコ良かったです。
ここは荒々しい海の神様、地元の神様を祀っているのだろうなと、3人で一致。
私は、神社のエネルギーを言葉で説明できるほと、詳細には感じないですが。伊弉諾神宮とは全然違うのが、わかりやすかったです。
この日の晩は、魚谷さんの本に出てくる、古代遺跡のあるホテルに泊まりました。
ざっくりな説明で失礼しますが、「ある悲しみの解放」をすることに。打ち合わせは一切なく、ぶっつけ本番、感じるままに進めました。
はな姉さん、Nさん、私と、3人それぞれ個性があって、感じるものもバラバラだけど。
3人揃って、初めてできることもあるのだなぁと、感慨深かったです。
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12月12日徳島から伊弉諾神宮へ出かけました。目的は樋口季一郎中将の銅像に感謝の気持ちを伝えるためです。樋口季一郎氏は同盟国ドイツの圧力を無視してユダヤ人2万人の命を救ったともいわれています。また日ソ不可侵条約を無視したソ連から北海道を守った軍人です。生まれ故郷の淡路島と北海道に銅像があります。観光バスも止まっていましたが、私のみるかぎり樋口季一郎さんの銅像に気づいている人はいませんでした。日本人が誇りにお思える人物を誰もが知らないことに涙しました。
投稿: 横田 | 2022年12月12日 (月) 16時16分