オリバー・ストーン監督の紹介記事
今朝の新聞で、オリバー・ストーン監督のことが紹介されてました。ちょこっと抜粋すると、
ベトナム戦争や歴代の米大統領を題材にした骨太の作品で知られるオリバー・ストーン監督の最新作「スノーデン」が公開された。
あらゆる個人さえも対象とする米政府の監視プログラムを暴露した情報機関職員エドワード・スノーデン氏の内部告発は、誰もがプライバシーの危機にさらされている事実を明るみに出した・・
とあり、映画「スノーデン」を作るにあたり、スノーデン氏にインタビューしたことが紹介されています。
この映画、とっても興味があるので、一人で見に行こうかなと思ってます。
ストーン監督はトランプさんにも触れていて、
過激な発言で物議を醸すトランプ米大統領だが、ストーン監督は米情報機関と主要メディアへの不信感から、トランプ氏に「奇妙な形で新鮮な空気を持ち込んだ」と期待をにじませる。
「トランプに対するヒステリックな報道は、冷戦時代の赤狩り(共産主義者への弾圧)のようだ。
ロシアとつながりがあるかのような報道も、彼を大統領にしたくない力が働いたのだと思う。
米メディアも新保守主義の権力側にある。トランプは主要メディアに対して新しい見方をしているのは確かだ」と断言する。
その上で「米国は今、帝国化している。日本は米国をそこまで信頼していいのか。
米国はそれほど日本を大切に思っていないかもしれない。日本をどうするかはみなさんが考えることだ」とアドバイスする。
とあります。「奇妙な形で、新鮮な空気を持ち込んだ」とは、うまい表現ですね~
このところ、マスコミはトランプさんの話題でもちきりで、私も彼の品性には「?」と思いますが。
今までのアメリカのやり方を取っ払うという点では、この先トランプさんがどう出るか、興味を持っています。
最後に、
米政府に不都合な本作は米国企業の支援が受けられず、フランスやドイツ企業の出資で製作されたと監督は付言する。
「米国では自己規制や当局に対する恐怖があるのかもしれない。米政府や主要メディアが伝えることが真実だと思わないでほしい」と話す。
と、記事は結ばれています。
主要メディアは、毒にも薬にもならないニュースを大きく取り上げ、本当に知らせるべきことを伝えていないと私も感じているので、ストーン監督の言うことに大いに賛成です。
ppapが、あっという間に世界を駆け巡ったように、映画「スノーデン」も広く世界に知れ渡ると良いと思うけれど。
そこはなかなか、簡単なことではなくて。人間というものの複雑さと、奥深さを、感じ入りますね。
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