ここ数日の新聞は戦争に関する記事が多かったですが、今朝の新聞に載っていた、なかにし礼さんのインタビュー記事がグッと胸にきました。
なかにしさんが六歳だった時、満州で終戦を迎え、日本に戻るまでの内容です。
全て紹介できたら良いですが、生々しい話であるのと、新聞を見ながら自分で打ち込むにはかなりの量なので。
なかにしさんの憲法への思いを、抜粋しました。
順番は前後しますが、昨日のトーマさんのメルマガにもグッと来たので、一部を転載します。
以前も転載した気もしますが、覚えておきたい内容なので。なお、どちらも太字は、私の判断でつけました。
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トーマさんのメルマガより: 転載元は、戦争を知らない子供たち です。
1980年の「イラン・イラク戦争」の時に、何人かの日本人ジャーナリストが、現地で取材していたようなのですが、その時に、戦争のカラクリや本質が、かなりわかったようです。
この戦争も、原因はいくつかあるのですが、両国の国境にある、名もない小さな小島の領有権をめぐって、最初に争いが始まったそうです。
キッカケは、「小島の領有権」だったのです。ここ最近の「尖閣諸島」と「竹島」の問題に、似ていませんか?
それから、「イラン・イラク戦争」が、約8年間という長い期間にわたって続いたのですが、現地にいた日本人ジャーナリストたちが、両国の軍隊のミサイルや機関銃、弾丸などを調べたら、両国とも、アメリカ製の同じ会社の製品だったそうです。
それで、ジャーナリストたちは、
「ふ~ん、そういうことだったんですね。結局、両国が戦争して、一番儲かって得しているのは、この会社だったんですね。なるほどね…」
そう思ったみたいです。
このように、日本人が、世界中で起こっている戦争の本質を理解したのは、この時からだったようです。
簡単に言うと、インチキなプロレスのようなものだということです。八百長なのです。
1人の親分が、興行主(プロモーター)になって、戦争というイベントを、開催するのです。
そして、お客さんを楽しませるように、レスラーたちを、「善玉」と「悪玉」を、適当に分けて戦わせるのです。
「どういう試合をして、誰が勝つのか?」というのも、最初から決まっています。
だから、「誰が強いのか?」ということは、どうでもよくて、「今回は、どれだけ客が集まって、どのくらい稼げるのか?」ということが、目的で開催されます。
もちろん、「プロレス雑誌」の編集長なども、全部知っていて、知っていながら、いかにも、本気で試合しているかのような記事を書きます。
プロレスファンたちは、こういう雑誌を読んで、ますます、「あのプロレスラーが最強だ!」とか言いながら、純粋なファンとして、プロレスに、のめりこむのです。
全部ではありませんが、「戦争」は、「プロレス」と構造が、とても似ているのです。
具体的には、何年か前に、尖閣諸島沖で、中国の漁船と海上保安庁の巡視船が、衝突した事件がありましたが、この漁船の船長と巡視船の乗員が、グルだった可能性が大きいみたいです。
もちろん、中国の共産党も、当時の日本の民主党も、グルです。
さらに、この事件を報道している新聞社やテレビ局のトップたちも、こういうことが、全部わかっているようです。八百長なのです。
「日本と中国の仲を悪くして、戦争させてやれ!」
こういうシナリオを描いている人物が、あらかじめ養成してある工作員たちを、「Aチーム」と「Bチーム」というかんじで分けて、両国に送りこみ、演技させているということです。
これによって、「日本 VS 中国」という戦争(試合)を、起こそうということです。
「尖閣諸島」だけでなく、「竹島」も、そうです。「日本 VS 韓国」という戦争(試合)も、同時進行で開催したいのです。
日本国内でも、何年も前から、「原発推進派 VS 原発反対派」というシナリオで、この対立を煽って、日本国内を、二つに分断しようという動きも、あるようです。
これらの詳しい意図などは、今回は省略しますが、とにかく、争いを煽って、紛争や戦争を起こしたい人たちが、存在しているということは、覚えておいたほうが、いいと思います。
15年前くらいから、インターネット上で、こういうカラクリが、どんどん暴露されていて、現在は、世界中で、たくさんの人が、こういうことを理解しています。
特に、日本人の多くが気がついているようです。
こういう挑発に多くの人が、なかなかのってこないので、仕掛けようとしている人たちが困っているようです。いい世の中に、なってきていますね。
私たちは、今、もう一度戦争について、真剣に考える時期にきているようです。
評論家や学者たちの論理的で、広い視点の意見を、知るのもいいのですがぜひ、戦争を直接体験した人たちの話を聴いてみてください。いろいろな気づきがあります。
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なかにし礼さんインタビュー記事より:
地獄の底でも落ちる深さが深いほど、跳躍する高さは高くなるでしょう。
あの戦争でアジア全体で二千万人以上が亡くなった。大変な犠牲を払い、ついに手に入れた最高の憲法ですよ。
米国の押しつけだとか言いますね。けれど、これは戦後日本の再出発の宣言書なんです。世界に向けた宣言書。各国が認めて、反対しませんでした。
世界が希望する国の形を与えてくれたとも、われわれが選んだとも言えます。大きな歴史のうねりの中で生まれた。本当に奇跡的な、最高の芸術作品だと思います。
その憲法のもとでとにかく戦争しないで七十数年やってきました。一体これの何が不都合なのでしょうか。
国民は誰ひとり戦争が起きて幸福にならないのに、なぜ政治家のまねをして改憲に賛成しなきゃならないのか。政治家とつるんで金もうけでもたくらんでいるのでしょうか。
「美しい日本」「取り戻す」。そうした抽象的な言葉で何に回帰したいのでしょうか。
日本の理想はまだ実現されていません。この憲法の名の下にこれから実現するべきなのです。
なのにその努力を怠り、反省すべきを反省せず、戦前の軍国主義を勘違いして、そこに「美」を求めるのはとんでもない反動です。
昭和二十年までの軍国主義によってどれだけのひとを悲しませ、苦しませ、犠牲にしたか。
そして愚かな戦争によってどれだけの若者たちが無駄死にし、犬死にし、飢え死にしたでしょうか。
そして、中国人や韓国人に対してどれだけの過ちをしたか。そうしたことを本当はもっと国民に知らせるべきなんです。
それなのに若者はそれを知らないし、今、それを言おうとすると大変です。
小泉政権のころから「日本は悪くなかった」という国民意識の改革のようなものが始まり、そうした洗脳が十年近くかけて実を結んできたわけです。
国民意識の変化は怖いですよ。
自民党は改憲を言うとき、「対案を出してくれ」と求めます。それには各党が「反対なんだから対案なんて出す必要はない」と言えばおしまいなんです。
もともと改正の必要がないわけだから。そうすれば国民の目も覚めますよ。

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