長谷川嘉哉さんの「ボケ日和」
2025年には、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症を発症すると、聞いたことがある方も多いと思います。
3年前から私の母親にも、あれ?と感じることが出てきて。
去年の秋に、認知症の手前と言うか、足を突っ込み始めたね💦と、はっきりわかることが起きて。
この頃は、前よりマメに電話して、様子を見ています。
認知症って、詳しくは知らなかったので、本を読んでみようと思い立ち。
わかりやすそうなのを買いました😃
著者の長谷川嘉哉さんは、認知症専門のお医者さん。
岐阜県土岐市で、病院と介護施設を運営されてるそう。
長谷川さんは、私と同世代。
同世代のお医者さんが書いた本を、初めて読みました。
実際に長谷川さんが診た患者さんの症例を、患者さんの話し言葉、東濃弁で再現されてます。
こういうことは、深刻になりがちだと思うけど。
そこはもう、さすが認知症のプロ👍✨❗
ユーモアを交えて解説され、とてもわかりやすかったです😄💕
時々クスッと笑いつつ、内容に引き込まれて、あっという間に読了しました。
アマゾンの紹介文をそのまま載せますが、
認知症の進行具合を、春・夏・秋・冬の4段階に分けて、
そのとき何が起こるのか?どうすれば良いのか?
多数の患者さんのエピソードを交えて描いた、心温まるエッセイ。
人生100年時代、誰もが避けられない。
知っていれば、だいたいのことは何とかなるもんです。
認知症専門医が教える、ボケ方上手と介護上手
第一章 ちょっと変な春(認知症予備軍)
第二章 かなり不安な夏(初期・軽度)
第三章 困惑の秋(中期・中等度)
第四章 決断の冬(末期・重度)
第一章 ちょっと変な春(認知症予備軍)
はじまりは「ちょっと変」
待つことが難しくなってくる
モンスタークレーマーと呼ばれることも
「知らん」「聞いとらん」と言うことが増える
第二章 かなり不安な夏(初期・軽度)
進行はゆっくりです
薬の管理ができなくなる
服を着るのが難しくなる
通帳をしょっちゅう失くす
料理は「作らない」のではなく「作れなくなる」
冷蔵庫は認知症診断機
第三章 困惑の秋(中期・中等度)
もっともつらい時期は、2年で終わります
幻覚への対処は「聞いてみる」
「お金盗った」は介護の勲章
嫉妬妄想でやぶ蛇に
周辺症状は、薬で抑えられる
:
ざっくり、こういう内容でした。
こういう本ってきっと、たくさん出てると思うけど。
長谷川さんご自身も、かつてお祖父さんが認知症になって。
その体験から、認知症の専門医を目指したそう。
いまどきの介護事情なども、現場の立場から説いて下さってて。
この先生は、良い人だ💕と、読み手にじんわり伝わる良い本でした。
私のように、これから知っておきたい方にお勧めです😀
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天然石ビーズアクセサリー教室
マクラメ編み&テープ編みバッグ
タロット過去世リーディング
Little Amethyst LOON 寺本 高子
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