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2023年2月 8日 (水)

長谷川嘉哉さんの「ボケ日和」

2023020801

2025年には、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症を発症すると、聞いたことがある方も多いと思います。

3年前から私の母親にも、あれ?と感じることが出てきて。

去年の秋に、認知症の手前と言うか、足を突っ込み始めたね💦と、はっきりわかることが起きて。

この頃は、前よりマメに電話して、様子を見ています。

認知症って、詳しくは知らなかったので、本を読んでみようと思い立ち。

わかりやすそうなのを買いました😃

著者の長谷川嘉哉さんは、認知症専門のお医者さん。

岐阜県土岐市で、病院と介護施設を運営されてるそう。

長谷川さんは、私と同世代。

同世代のお医者さんが書いた本を、初めて読みました。

実際に長谷川さんが診た患者さんの症例を、患者さんの話し言葉、東濃弁で再現されてます。

こういうことは、深刻になりがちだと思うけど。

そこはもう、さすが認知症のプロ👍✨❗

ユーモアを交えて解説され、とてもわかりやすかったです😄💕

時々クスッと笑いつつ、内容に引き込まれて、あっという間に読了しました。

アマゾンの紹介文をそのまま載せますが、

認知症の進行具合を、春・夏・秋・冬の4段階に分けて、
そのとき何が起こるのか?どうすれば良いのか?

多数の患者さんのエピソードを交えて描いた、心温まるエッセイ。

人生100年時代、誰もが避けられない。
知っていれば、だいたいのことは何とかなるもんです。
認知症専門医が教える、ボケ方上手と介護上手

第一章 ちょっと変な春(認知症予備軍)
第二章 かなり不安な夏(初期・軽度)
第三章 困惑の秋(中期・中等度)
第四章 決断の冬(末期・重度)

第一章 ちょっと変な春(認知症予備軍)
はじまりは「ちょっと変」
待つことが難しくなってくる
モンスタークレーマーと呼ばれることも
「知らん」「聞いとらん」と言うことが増える

第二章 かなり不安な夏(初期・軽度)
進行はゆっくりです
薬の管理ができなくなる
服を着るのが難しくなる
通帳をしょっちゅう失くす
料理は「作らない」のではなく「作れなくなる」
冷蔵庫は認知症診断機

第三章 困惑の秋(中期・中等度)
もっともつらい時期は、2年で終わります
幻覚への対処は「聞いてみる」
「お金盗った」は介護の勲章
嫉妬妄想でやぶ蛇に
周辺症状は、薬で抑えられる


ざっくり、こういう内容でした。

こういう本ってきっと、たくさん出てると思うけど。

長谷川さんご自身も、かつてお祖父さんが認知症になって。

その体験から、認知症の専門医を目指したそう。

いまどきの介護事情なども、現場の立場から説いて下さってて。

この先生は、良い人だ💕と、読み手にじんわり伝わる良い本でした。

私のように、これから知っておきたい方にお勧めです😀




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