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2024年8月21日 (水)

おとなの人形劇 平家物語

2024082101

子供の頃から、歴史は好きで。

日本の歴史では、縄文から飛鳥時代、平安から鎌倉時代あたりが好き。

10代の頃、鎌倉時代が始まる前の、「平家物語」の世界に興味津々で💕✨

平家物語の始まり、

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」

の文章に、いつもビビッと来てました😅✨

*  *  *

そのことを忘れかけてた20代の、ある晩に。

何気なくつけたテレビで、人形劇がやってました。

私は寝る前の習慣で、ストレッチ体操をしてて。

人形劇は興味なかったけど、そのままつけてたら。

鎧を着た白髪あたまのじいさんが、刷毛で髪を黒く染めるシーンになり。

人形なのに、刷毛におそらく墨汁を含ませて。

本当に白髪を黒く染めてたので。

随分とリアルな、手の込んだ人形だなと感心して。

そのシーンだけ印象に残り、覚えてました。

*  *  *

数か月前、なにげなくつけたEテレで。

おとなの人形劇 平家物語」がやっていて。

なんとなく見たら、なんとなく次の回が気になり、録画予約して。

2回ほど見ると、だんだん引き込まれるように。

声は有名な俳優ぞろいで、深みのある声に聞き入り。

人形たちの顔は、時に目がぎょろりと動いたり。

唇が滑らかに上下に動くものもあり、とても表情豊か。

そのうち、人形たちの着物は、かなりお金が掛かってると気づき。

人形が奏する琵琶や笛の音も、プロが弾く音だし。

着物がすれ合う音、刀や弓矢の武具の音、床板を歩く音もしっかり聞こえる。

舞台セットや人形が手にする品々も、人形の大きさに合わせて再現されて。

なっ、なんて贅沢に作られてるの😅!?と、遅まきながらビックリ。

人形が、生きた人間みたいに見えてくる不思議さを感じつつ💕✨

ちょっと調べたら、元々'93~95年に放映されてたそう。

当時、大河ドラマを作るのと同じくらいの金額がかかってたのを知り。

そうよね~、だから「おとなの人形劇」なのね😅✨と思いましたが。

敵方の大将を捕らえれば、その首を打ち取っていた時代。

斬首した生首を陣地で差し出したり、枝にぶら下げるさらし首も再現され。

そういう面でも「おとなの人形劇」なのだと、変に感心したりしました。

そのうち、私が20代の頃に見た、髪を染める場面を見られるのでは?と思ってたら。

やはり見ることができ、30年後にまた見られるとは~❗と、感慨深かったです。

一番うなったのは、物語の展開が素晴らしいこと。

庶民や公家、武士も天皇も時代に翻弄されつつ、人間くさく描かれて。

作者の吉川英治さんの頭の中は、どうなってたの??と素朴に思います🤩✨

次回の物語は、義経が一の谷の合戦で奇襲をかけるところ。

最後まで楽しみたいです😄💕




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